金曜日に、アマチュア無線用のこんな物を買ってきました。
左が、モービル基台用アース線(メーカ不明・50cm)、右が第一電波工業の車載用同軸ケーブル2D4MM。所沢市にあるタケウチ無線で購入。アース線が800円、同軸ケーブルが2,900円の、合計3,700円なり。
同軸ケーブルが現行品ではないらしく、店のオヤジさんが、カタログで金額を調べていました。
で、2,900円という金額になったのですが、他店で同名の型番を調べると、だいたい3,200円らしい。
オヤジさん、安く売りすぎたんじゃ?(汗)
で、なぜこれを買ってきたのかというと、実家から、HF帯のモービルホイップを持ってきたので、それを使ってみたかったから。
実家には、「こんなにあったっけ?」と思ったほど、HFモービルアンテナが置いてあり、その中の1本を、埼玉の自宅に持ってきました。
持ってきたのは、コメットのCA-HVというもの。
1993年頃のカタログから。
50/144MHz帯を基本に、HF用のコイル(7/14/21/28)のどれか2つを取り付けるというタイプのアンテナのようです。
持ってきた物は、7MHz帯と21MHz帯のコイルが付いていて、28MHz帯のコイルは行方不明でした(14MHz帯はオプションなので持っていない)
7/21/50/144MHzがこれ1本で運用できるので、先日購入したFT-817で運用するのに最適ですね。
それに、28MHz帯が運用したくなったら、実家から28MHz単バンドのアンテナを持ってきます(笑)
とりあえず、受信できるかどうか確認するために、アースも接続せずに、仮設置をします。
モービル基台も、パイプ用の物を実家から持ってきました。
最初は、ベランダに平行に(軒下に入るように)設置をしてみました。
そうしたら、何も聞こえない・・・。
7MHz帯は、1~2局聞こえる程度。
モービルアンテナってこんな物か・・・と思っていたのですが、写真のようにベランダから突き出すような形にしたら、とたんに、いろいろな局が聞こえるようになりました。
ベランダの下って、そんなに電波の入りが悪いのね・・・。
このアンテナで、受信できることが確認できたので、アースを確保し、本格的に設置を行います。
で、買ってきた物がこれ。
アース線「単線コード緑10m」を2本、丸端子とねじ。ケーヨーD2入間下藤沢店で購入。1,661円なり。
コメットのCA-HVは、アースが必要なアンテナなので、ラジアルとして10mのより線を接続することにしました(7MHz帯は波長が約43mなので、1/4λでは約10m)
線材を緑色にしたのには、特に意味はありません(緑色か赤色しか売っていなかったので)
端末加工をし、ラジアル線をベランダに這わせます。
基台からは網線が出ていて、途中から緑色の線材に変わっています。
こんな風に這わせましたが、効果のほどは!?
アンテナ自体も、斜めから、水平に変更しました。
ちょっと見にくいですが、水平になっているでしょ?
アンテナを水平にしたのは、受信比較をした際に、水平の方が感度が良かったから。
ホイップアンテナなので、アースと直角になっていれば、性能は確保できるのかな?
ちなみに、SWRがどのようになっているかは、分かりません・・・。
送信できる機器がないので(汗)
ああ、アンテナアナライザが欲しいなぁ。
FT-817並の値段がするけど・・・。
受信してみた感想ですが、「ブロードバンドアンテナより聞こえるかも」という感じ。
7MHz帯で、8エリア(北海道)・6エリア(九州)・9エリア(北陸)が普通に聞こえます。
21MHz帯も、50MHz帯も数局聞こえました。
ただ、144MHz帯は何も聞こえない・・・水平偏波になるから、ちょっと厳しいのかも。
意外なのが、AM放送帯やFM放送帯がよく聞こえること。
AM放送は、MRO(北陸放送)が聞こえたり、HBC(北海道放送)、KBC(九州朝日放送)が聞こえたりします。
FM放送も、放送大学、bayfm、FM-FUJI、NACK5、TFM、J-WAVE、Fm yokohamaと、首都圏のほとんどの放送が聞こえます。
(けど、地元コミュニティFM局、「エフエム茶笛」は聞こえない)
これなら、十分、HF帯で遊べそうです。
あとは、どうやって、同軸ケーブルを室内に引き込むかだな・・・エアコンのダクトを使おうか。
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065