CQ誌2008年6月号で紹介されていた、4チャネル・メモリキーヤーを製作しました。
プリント基板と、主要な部品はすでに入手済だったので、ケースとケースに取り付ける部品を購入です。
購入した部品。ケースがタカチのYM-130、スイッチに、LED、イヤホンジャック。よりみちで購入。2,500円くらい。
「よりみち」に2日連続で行ってしまいましたよ(笑)
そのためか、店のおばさんにおまけをしてもらいました(嬉)
基板のサイズを元に、ケースは選定、他はなるべく安い部品を選びました。
と言いながら、すべて国内メーカの部品だったりしますが。
CQ誌2008年6月号付録のプリント基板と、秋月電子通商で売っている、それ用のパーツ一式。
他に足りない部品は、手持ちの部品を使用します。
必要な部品がそろったので、ケースを加工です。
ケース加工中。
スイッチの配置などを決めた後、電動ドリルで穴を開け、リーマで穴の径を大きくしました。
バリはカッターで削除です。
ケースがアルミなので、加工は楽です。
一通り穴あけが終わったので、仮に部品を置いてみます。
こんな感じに配置します。
無線機の上に置いても使用できるように、また、積み重ねても使用できるように、スイッチ類は横にまとめました。
あと、今回は、乾電池と外部電源の両方が使えるようにしました。
こうすれば、固定でも移動でも簡単に使えるので、便利ですしね。
あ、電池ケースは仮に置いています。
実際は、9Vの006P電池を使用します。
部品配置のイメージがつかめたので、プリント基板に部品を実装します。
部品実装完了。
スイッチ、イヤホンジャック、ボリューム、DCジャックは、ケースに取り付けた物を使用するので、部品は実装しません。
ということは、キットの1/3は使っていないのか・・・もったいなかったな。
この基板、ピッチの違う部品を実装できるように作られているので、ちょっと注意が必要です。
次に、内部の配線を行います。
内部配線中。
持ちの線材が太かったので、配線が難しかったですよ・・・。
細いのを買っておかないと。
配線が終了したので、基板を組み込みます。
組み込み完了。
写真は電池が取り付けられていますが、電池を取り付ける前に、ショートチェックを行い、問題がないことを確認します。
問題がないことを確認したら、電池を取り付け、電源ON!
LEDが点灯し、モールス音「QRV」が聞こえました。
無事、動いているようです。
しかし・・・LEDが暗い(汗)
まあ、制限抵抗が1kΩ(Vfが1.4Vとして3.6mA)なので、当然と言えば当然ですが。
LEDを明るくするために、もう少し電流を流しても良いのですが、電池の持ちが悪くなるので、このままで我慢します。
モード切替やスピード調節などを確認し、カバーを取り付けて完成です。
前面。左から、電源SW、電源LED、モード切替SW、スピード調節VR、メモリSW。
背面。左から、パドル入力、キー出力、DCジャック。
まだ、パドル入力とキー出力の動作確認をしていないのですが、これは、明日に持ち越しです。
パドルは自宅だし、ケーブルを作らないとならないし・・・。
基板と部品だけを入手したときは、「どうやって作ろう・・・」と思っていたのですが、無事、形になりました。
思ったより、マシな形に似もなりましたし(笑)
あ、各部の表示をしないと。
さすがに無表示だと使いにくいです(笑)
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065