先日、dsPICマイコンでCW用フィルタを作ったのですが、チェビシェフBPFというフィルタの種類のためか、結果がいまいちでした。
で、今回、FCZ研究所の「パッシーブCW用オーディオフィルタ」と同じような、HPF+LPFという構成のフィルタを作り、再チャレンジしてみました。
作ったフィルタの特性はこんな感じ。
横軸200Hz/d・縦軸10dB/d。
HPF/LPFとも、チェビシェフフィルタで、fcを800Hzにしています。
以前作った、チェビシェフBPFは、下のような特性だったので、裾が広がっている感じですね。
こちらも、横軸200Hz/d・縦軸10dB/d。
で、実際に聞いてみると、こんな感じでした。
黄色いボタンを押すと、フィルタをスルーするように作ってあります。
前回作ったチェビシェフBPFより、「コー」という感じの音が減っていて、聞きやすい感じです。
ただ、フィルタの裾が広いので、選択度は落ちてしまいますが・・・。
あと、fcを800Hzに設定しているので、音声出力レベルが低いのも、いただけないです。
もう少し改善の余地がありますね。
そうそう、この動画で聞こえているRU0LL局、今日の午後は7MHz帯で1日中CQを出していました。
コンテストでJA向けのCQでしたが、JIDXコンテストに参加していたのでしょうか?
私が聞いている限り、ほとんど空振りのようでしたが・・・。
以前から、ベランダにHF帯用モービルホイップアンテナを設置して、7MHz帯を運用しています。
ただ、SWRが3くらいだったので、アンテナチューナを入れて運用していました。
で、SWRを下げるべく、いろいろ挑戦した結果、かなりSWRを下げることができました。
以前は、こんな風に、モービルホイップのグランド側にアース代わりの線材を接続し、ベランダに這わせていました(カウンターポイズのつもり)
コネクタ直近に編組線をつなぎ、途中でアース線に接続しています。
で、調整をしている最中、編組線と線材を外したところ、劇的にSWRが下がったのです。
「ん!なんだ?」と思いながら調べたら、アンテナ基台を取り付けている突っ張り棒と線材を、容量結合させるとSWRが下がるようでした。
こんな風に、線材2本を突っ張り棒のパイプに這わせています。
線材の先は、ベランダに広げています。
こんな感じ。反対側にも広げてあります。
容量結合なので、線材の先はどこにもつながっていません・・・。
モービルホイップのグランド側は、アンテナ基台経由で、突っ張り棒につながっているのでしょう。
アンテナ基台と突っ張り棒は、こんな感じでつないでいます。
これでSWRが下がるのだから、不思議です。
だからといって、線材を外したり、パイプと線材を直流的に結合すると、SWRが悪くなるのよね・・・。
モービルホイップのグランド側に直接線材をつなげるのと、突っ張り棒のパイプに容量結合させるのと、何が違うんでしょうね?
アースループにでもなっちゃうのかな・・・。
CW帯でSWRが下がるようにした結果が、これ。
7.009MHzでSWRが1.4くらい。
で、以前読んだCQ誌(別冊CQだったかな?記事を失念)に、「パッチンコアを入れると、アンテナ部と同軸部を切り分ける意味がある」という記事があったので、試してみました。
自宅にあった5個を入れてみた。
そうすると、なんと!SWRが1.1まで下がるではないですか!
7.011MHzでSWRが1.1くらい。
パッチンコアだけで、これだけ効果があるのか・・・。
HF帯のアンテナで、ここまでSWRを詰めたのは初めてだったので、ちょっと感激してしまいました(笑)
バンド内のSWRを測定した結果が、これ。
モービルホイップという超短縮アンテナなので、帯域は狭いです。
CW帯で最良になるように調整したので、SSB帯は使い物になりません・・・。
で、今日は、「2010年長崎県コンテスト」や「和歌山コンテスト」が開催されているので、さっそく、調整したアンテナで7MHz帯を聞いてみました。
が・・・コンテスト参加局が聞こえない(汗)
長崎・和歌山だと、場所的に聞くのが難しそうです。
バンド内で聞こえる局を聞いていると、以前より信号が浮き上がってくる感じがします。
ベースノイズが減ったのかな?
これで、4月24日~25日のALL JAコンテストに参加したら、違いがわかるかな?
コンテストが楽しみになってきましたよ・・・。
JARL(日本アマチュア無線連盟)から、会員継続の案内が届きました。
いつもおなじみの封筒で届きました。
さっそく、コンビニで支払いをしてきましたよ。
口座振替にしてもよいのですが、また辞めたくなったときが面倒なので、このままにしています(笑)
今回は、QSLカード転送をしっかり利用したので、元が取れた感じがしますよ。
カード交換が増えるように、アクティビティを上げていきたいですね。
ちょっと遅くなりましたが、CQ誌(CQ ham radio)を購入しました。
購入した、CQ誌2010年4月号。930円なり。
特集は「今日から使えるアマチュア無線の運用ノウハウ」で、いろいろなスタイルでの運用方法について、各局が文章を書かれています。
全体的に、コンテストに関する内容が多いかな?
で、個人的に気になったのが、「AFCW用フィルタの製作」という内容。
先日、dsPICマイコンでCW用フィルタを作って、結果がイマイチだったので、記事の内容を興味深く見ていました。
同じような特性が出るように、ピーキングフィルタでQを高め作ってみようかな?
時間があったら、作ってみよう。
ALL JA0 7MHzコンテストに参加しました。
いつもの設備で参加です。
7MHz帯のコンテストは、午前8時~午前12時に開催でした。
で、ALL JA0は、001形式(001からの連番)なので、「USBIF4CWを使おう!」と思い、セッティングをし、テスト送信をしてみました。
が・・・送信しない。
USBIF4CWがキーイングしてくれないのです。
このとき、午前8時。
「ん~・・・」と思いながら、原因を追及していきました。
回路図を見て、信号を見る限り、USBマイコンのポートは動作している。
その先で、トランジスタをスイッチングをしているのですが、それも動作している。
それ以降は、発光ダイオード→フォトカプラとつながっていて、どちらかが動作していないようでした。
とりあえず、半田ごてを当ててみたら、なぜか直りました・・・。
原因追及中。
ん~、釈然としないなぁ。
半田不良だった?
念のため、代わりの部品を探しておいた方がよいかな?
USBIF4CWも使えるようになったので、コンテストに参加開始です。
このとき午前10時。
かなり出遅れてしまいました・・・。
が、しかし!CTESTWINにUSBIF4CWの組み合わせは便利!
リグコントロール機能も使ったので、かなり楽に運用ができました。
PCの画面は、こんな感じにしています。
コンテストログを使い、PCキーイングをする理由がわかりましたよ。
で、結果は15局交信、25点×5マルチの125点でした。
前回の48点より大幅に上回りました。
これで、去年の最下位から脱出できるかな?
そうそう、コンテストで、CW Freak作者のJI0VWL局と交信することができました。
ほぼ毎日使用しているソフトなので、作者と交信できて、ちょっと嬉しかったです。
今回の設備
無線機:TS-680V(10W)+オートアンテナチューナAT-250
アンテナ:モービルホイップ(コメットのCA-HV)
PC I/F:USBIF4CW
パドル:KM-23(カツミ電機)
ログソフト:CTESTWIN
その他:自作ゼロインインジケータ
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常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065