先日、dsPICマイコンでCW用フィルタを作ったのですが、チェビシェフBPFというフィルタの種類のためか、結果がいまいちでした。
で、今回、FCZ研究所の「パッシーブCW用オーディオフィルタ」と同じような、HPF+LPFという構成のフィルタを作り、再チャレンジしてみました。
作ったフィルタの特性はこんな感じ。
横軸200Hz/d・縦軸10dB/d。
HPF/LPFとも、チェビシェフフィルタで、fcを800Hzにしています。
以前作った、チェビシェフBPFは、下のような特性だったので、裾が広がっている感じですね。
こちらも、横軸200Hz/d・縦軸10dB/d。
で、実際に聞いてみると、こんな感じでした。
黄色いボタンを押すと、フィルタをスルーするように作ってあります。
前回作ったチェビシェフBPFより、「コー」という感じの音が減っていて、聞きやすい感じです。
ただ、フィルタの裾が広いので、選択度は落ちてしまいますが・・・。
あと、fcを800Hzに設定しているので、音声出力レベルが低いのも、いただけないです。
もう少し改善の余地がありますね。
そうそう、この動画で聞こえているRU0LL局、今日の午後は7MHz帯で1日中CQを出していました。
コンテストでJA向けのCQでしたが、JIDXコンテストに参加していたのでしょうか?
私が聞いている限り、ほとんど空振りのようでしたが・・・。
CQ出版社のdsPICボードを使い、CW用のオーディオフィルタを作ってみました。
DSPでフィルタを作る場合、FIRフィルタかIIRフィルタの、どちらかを選ぶことになるとおもいます。
最初は、位相などの関係で、FIRフィルタを実装しようとしたのですが、CWの帯域を満たすフィルタを作るには、dsPIC30F2012ではメモリ不足・・・。
dsPIC30F2012では、128タップくらいが限度のようですが、CW用のフィルタとして計算したら、400タップくらい必要でしたからね・・・全然足りません。
そこで、IIRフィルタを実装してみました。
フィルタの「切れ」から、4次のチェビシェフフィルタを選んでいます(とりあえず、リプルは無視(汗))
で、フィルタを実装して、特性を測った結果がこれ。
横軸1目盛りが500Hzです(0Hz~5kHz)。赤が入力信号、青が出力信号です。
800Hz±50Hzを通過するフィルタを作ったので、予定通りのフィルタができています。
さすがデジタル処理・・・。
無線機につなげて、実際の交信を聞いてみました。
黄色いボタンを押すと、フィルタをスルーするように作ってあります。
聞いてみた感想ですが、ん~・・・効果はあるのですが、なんか聞きにくい感じがする。
通過帯域幅が100Hzは狭すぎる?
無線機のチューニングも難しかったし(笑)
何段階かフィルタを選択できるようにした方がよいかな?
あと、フィルタの種類も考える必要がありそうですね。
CW用のフィルタって、奥が深いですねぇ・・・。
和文モールスの勉強を始めました。
やっぱり、日本語を話す者としては、日本語で意思疎通をしたい。
そんな思いです。
欧文だと、アルファベット列→単語化→日本語の意味を理解のような流れになるので、やっぱり苦しい(汗)
和文なら、途中はなくなりますからね(笑)
まあ、欧文のラバースタンプもままならない状態ではあるのですが(汗)
まずは、五十音順のあ行から始めています。
和文モールスが、「いろは順」で割り当てられているのは知っているのですが、その「いろは順」を覚えていないので、五十音順で覚えることにしました (「いろはにほへとちりぬるをわか」までしか言えないの・・・)
符号はバラバラになってしまいますが・・・。
1行1週間くらいで覚える予定なので、すべて覚えて、10週~11週(約3ヶ月)くらいかかるかな?
欧文の時みたいに、試験があるわけでもないので、マイペースで覚えていきます。
欧文の時も、毎日続けたら、聞き取れるようになったしね。
あと、欧文のラバースタンプQSOで使う単語なども、勉強しています。
各文字はわかっても、それが単語にならないのよね(汗)
どのくらいで覚えられるかな?
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065