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アマチュア無線局JL2FKQのブログです
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2009年10月号のCQ誌(CQ ham radio)に、「旧型KENWOODリグ用PC接続インターフェース基板の製作とCTESTWIN」という記事がありました(9月19日のエントリーを参照)
内容は、ケンウッドの無線機TS-680用に、PC接続用のインタフェースを作るという物です。
当時、純正オプションでIF-10Cという物があったのですが、それと同等の物を作るというわけです。
その内容にかなり興味を持ったので、この基板を作ってみることにしました。

私の所では、TS-680Vを2台所有しているので、今回、2台分の基板を作ることにします。
しかし、2枚もラッピング線を這わすのは面倒・・・(汗)
それと、信頼度も上げたいので、プリント基板を起こすことにしました。

まず、回路図CADで回路図を書きます。

IF-10C_Compatible_1.JPG
ここをクリックすると、回路図のPDFファイルが開きます。

CQ誌に掲載されている回路を参考にしました(ありがとうございます)
回路には、少しアレンジを加えてあります。

で、回路図からネットリストを出して、そこからアートワークをする予定だったのですが、インストールしてあるアートワークCAD、K2CADの設定が面倒(汗)
ネットリストを使うほどの回路でもなかったので、水魚堂さんの「MBE(Minimal Board Editor)」を使ってみました。

IF-10C_Compatible_2.JPG
作業中の画面。

いや~、これは便利です。
細かい設定が必要ないので、手書きのアートワークの感覚で作業ができます。
DRC(Design Rule Check)機能もあるので、パターンのクリアランスも確認できますしね。
これで、ガーバーデータが出力できるのだから、すごいです。
部品間の接続が合っているかどうかは、自分で確認する必要はありますが。

IF-10C_Compatible_3.JPG
できあがったアートワークはこんな感じ。

で、アートワークが完成したので、プリント基板を製作してくれる、ブルガリアのOLIMEXという所に発注しました。
そう、本格的に基板を作ります(笑)
今回は、DSSというサイズで、Airmail発送をお願いしたので、EUR30+EUR8.5の、計EUR38.5(約5,000円)となる予定です。
すごいよなぁ・・・プリント基板が、イニシャル込みで、この金額で作れるのですよ!
(通常、イニシャルが数万~数十万かかり、それに加え基板代が必要だったりするのです)
DSSというサイズだと、今回の基板は4枚作成できる予定なので、基板1枚1,250円か・・・。
感光基板を買ってきて、自分でエッチング+ドリル穴あけより安いかも。
これは、やみつきになりそう(笑)

2週間ほどで、できあがる予定です。
楽しみ楽しみ・・・。
それまでに、部品をそろえないと。

そうそう、プリント基板がこのサイズなのは、TS-680Vに実装する場所がこんな感じだからです。

IF-10C_Compatible_4.JPG

基板を固定するのに、セルフタッピングねじが必要なのよね。
これも買ってこないと。

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プロフィール
HN:
JL2FKQ/1
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県日高市(JCC1342)在住
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
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