8日に到着し、その日にTS-680Vに組み込んだ、INRAD(International Radio)の250Hzクリスタルフィルタ#186。
購入目的であった、コンテストで使用したとき、どんな感じになるか確認してみました。
確認したのは、オール埼玉コンテストです(諸事情により受信のみです(汗))
いつものこんな環境で確認です。意味もなくマイクを繋ぎました(笑)
使ってみた感想は・・・シャープですねぇ。
切れすぎのようにすら感じます。
コンテスト中の7MHzなのに、こんなに静かなの?と思ってしまうくらいです。
周辺の信号が気になりません。
ただ、混変調には効果がありません・・・(当たり前か)
コンテスト以外の時は、切れすぎて、ちょっと大変かも知れません。
あと、やっぱり、音はちょっと固めな感じになります。
信号を受信していないときは、「コー」っていう感じになりますし・・・。
実際に、フィルタのON/OFFを聞き比べてください。
コンテスト参加中の、JO1ZEJ/1新座市アマチュア無線クラブの信号を受信しています。
最初のCQがフィルタON、後のCQがフィルタOFFです。
ここまで効果があると気持ちいいですね(笑)
で、今まで使っていたセラミックフィルタのYK-455C-1と、今回のINRAD #186の通過帯域幅を比較してみました。
測定方法は、アンテナを繋いでいない無線機のAF出力に、FFTをかけています。
YK-455C-1使用時。
ほぼ500Hzと、スペック通りの値となっています。
セラミックフィルタだけあって、裾は広がっています。
INRAD #186使用時。
こちらも、ほぼ250Hzとスペック通りの値です。
さすがクリスタルフィルタ、裾もシャープです。
ちなみに、標準のCWフィルタの通過帯域幅はこんな感じです。
低い周波数のデータは、あまりあてにならないかも。
結果を見ると、さすがクリスタルフィルタです。
というか、標準のフィルタは広いなぁ。
しかし、20年以上前の無線機であるTS-680VのCWフィルタが手に入るとは・・・。
INRADには足を向けて眠れません(笑)
ちなみに、荷物のインボイスには、こんな記述が・・・。
「Country of Origin」(原産国)が、「JP」(日本)となっています。
噂通り、フィルタは日本製のようです。
日本からクリスタルフィルタ本体を輸出して、アメリカで組み立て・・・で、日本に戻ってきた訳か(笑)
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065