先週末ケース加工を行った、切手サイズキーヤーの組み込みを行いました。
組み込み中・・・って、組み込み終わってますが(汗)
小型にしようとしたので、なかなか難儀しました。
特に、電池ケースとボリューム部分のスペースが少なく、あと、ケースのふたを止めるネジが予想以上に長かったのが辛かった。
で、こんな感じに組み込みました。
電池ケースの中にあるのは、ブザーです。
ブザーは、カバーに開けた穴に合わせて貼り付けるようにしています。
ボリュームは、もう少し外側に持って行けるのですが、電池ケースから出ている線材を避けるためにこの位置になっています。
小型にしたといっても、無理やり詰め込むのは好きではないので、オーソドックスな感じになってしまいました。
結線に間違いがないのを確認し、テスタでショートチェックを行い、電源を投入します。
・・・おおっ!「QRV」のモールス音が聞こえましたよ(嬉)
で、おもむろにパドルを接続し、モールスを送信してみます。
しっかり動作しました。
LEDも実装しているので、キーイング中はブザーとLEDで確認できます。
まあ、LEDはカバーを取り付けると見えなくなってしまいますが・・・。
で、動作をさせていて思ったのですが、やはり電源スイッチが欲しい。
「低消費電力だから無くてもいいかな?」と思っていたのですが、このキーヤー、「スイッチを押しながら電源ON」で動作が変わる機能が付いているのよね。
あと、小型にしたためか、持ち運び時にプッシュボタンを押してしまう事が多いし・・・。
で、別冊CQに書いてあった方法を使い、電源スイッチとすることにしました。
それは、無線機との接続側のイヤホンジャックの「リング」と「スリーブ」が接続されると電源ONとする方法。
ステレオジャックにモノラルプラグを挿すと、「リング」と「スリーブ」が接続される事を応用しています。
こうすれば、無線機との接続ケーブルを挿すと電源ON、抜くと電源OFFとする事ができます。
無線機との接続ケーブルを気にする必要がありますが・・・。
一通り動作確認ができたので、カバーを取り付けて完成です。
前面はこんな感じ。プッシュスイッチは、メモリーキーです。
背面はこんな感じ。パドル接続部と、無線機への接続部です。
今回は、なかなかうまくできました。
結局、配線などで4時間ほどかかりました。
で、操作してみて思ったのですが、電源投入時の「QRV」と、メモリ内容が空の時の「NO DATA」は、スピード調節ボリュームとは関係なく、一定のスピードなのね。
最初、それを知らなくて、「あれ・・・ボリュームでスピードが変わらない」と焦ってしまいました(笑)
パドルでキーイングすると、スピードは変わります。
しかし、小さいですね~。
BENCHERのJA-2と比べると、小ささが分かると思います。
あ~、この大きさに合うパドルが欲しくなってきた(笑)
何かいい物はないかな。
で、ここまで小さくできたのも、切手サイズキーヤーの頒布があったからです。
A1 CLUBの皆さんに感謝しないと・・・。
あ、あと、無線機との接続ケーブルを製作しよう。
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065