昨日紹介した、 Elecraft社のオートアンテナチューナT1を、さっそく組み立てました。
キットの規模からして、かなり時間がかかりそうだったので、起きて、朝食を食べたら、すぐに作業開始です(笑)
9時10分過ぎに作業開始。
まずは内容物のチェックをし、組み立てマニュアルに従い、半田付けをしていきます。
組み立ての話自体は、ほかのサイトでも紹介されているので、ここでは省略です(汗)
なぜか、一番最初にBNCコネクタの半田付けが指示されます。
リレーを半田付けして・・・。
皆さんが指摘している、半田面へのコンデンサ取り付け。
このコンデンサ、当初と耐圧が違う物に変更になったらしく、組み立て図の指示通りに取り付けると、基板がケースに収められないという問題があります。
で、こんな風に足を加工して取り付けです。
これ、マニュアルに書いた方がいいと思うけどなぁ。
組み立て図とちょっと順序が違いますが、この状態まで行ったので、昼食です。
午後は、一番の難関、コイル作りです。
トロイダルコアにエナメル線を巻き付けるのですが、組み立てマニュアルの内容だとわかりにくい・・・。
最初の頃は、2~3回巻き直しが発生しましたよ。
といっても、組み立てマニュアルに書いてあるエナメル線の長さは、比較的長めに書いてあるし、エナメル線自体も、かなり余分にキットに入っているので、足りなくなる事はありませんでした。
ちなみに、コイル製作だけで、2時間30分かかりました・・・。
で、その作ったコイルを基板に取り付けると、こんな感じ。
これで、基板への部品取り付けは終了しました。
PICマイコンをICソケットに挿して、いよいよケースに組み込みです。
電池ケースに配線と、アース端子を半田付けして、ケースに組み込みます。
このケースが、なかなかアバウトなケースで、参ってしまいました。
このキット用に、穴の追加工がなされているのですが、そこはバリだらけだし、「あれ?電池が入らない!」と思ったら、樹脂成形時に出たと思われるバリが出ているし・・・。
その辺の処理をしたら、上カバーを取り付け、操作ラベルを貼り付けて完成です。
完成した、オートアンテナチューナT1。隣にあるのは、大きさ比較用の、スタンダードC601。
結局、完成したのは16時でした。
昼飯の30分を除くと、6時間40分もかかったのか・・・。
一通り動作確認を行ったところ、問題なく動作はしているようです。
意外だったのが、このアンテナチューナ、無調整で使用できるのね。
ただ、最初は、しっかりSWRが落ちているか確認しないと・・・。
実際に使用するのは、来週以降になりそうです。
なので、使用感などについては、また後日。
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065