引き出しの中を片付けていたら、こんなアンテナが出てきました。
第一電波工業(ダイヤモンドアンテナ)の、RH-770。
144MHz帯/430MHz帯で使える、ハンディー機用のロッドアンテナです。
このアンテナ、自分で買った記憶がないので、誰かからもらってきた物かも。
かなり以前に入手しているはずですが、まだ現行品のアンテナでもあります。
しかし、このアンテナ、長い!
ロッドアンテナとはいえ、伸ばした状態では93cmの長さになります。
その代わり、3.0dB(144MHz)・5.5dB(430MHz)なんて利得があります。
実際聞いてみると、ハンディー機の付属ホイップに比べたら、かなり聞こえます。
クリップベースと併用して、移動運用に使うのも面白そうですね。
先週の日曜日、HF帯アンテナのSWR調整を行いました。
使用しているアンテナは、コメットのCA-HVというアンテナで、7MHz帯/21MHz帯/50MHz帯/144MHz帯で使える物です。
7MHz帯は4日に調整したので、残りのバンドを調整です。
で、調整した結果がこれ。
7MHz帯。CWバンドを中心に調整しています。
21MHz帯。こちらもCWバンドを中心に調整しています。
50MHz帯。50MHz帯は、同調点が55MHzくらいにあったのですが、他のバンドのことも考え、調整せずにこのままにしています。
144MHz帯。さすが!問題なしです。
で、来週は、ALL JAコンテストですね!
アンテナ調整も終わったし、どんな飛び方をするか、楽しみになってきました。
今回は、FT-817NDを使ってQRPで参加しようかな・・・。
以前から、ベランダにHF帯用モービルホイップアンテナを設置して、7MHz帯を運用しています。
ただ、SWRが3くらいだったので、アンテナチューナを入れて運用していました。
で、SWRを下げるべく、いろいろ挑戦した結果、かなりSWRを下げることができました。
以前は、こんな風に、モービルホイップのグランド側にアース代わりの線材を接続し、ベランダに這わせていました(カウンターポイズのつもり)
コネクタ直近に編組線をつなぎ、途中でアース線に接続しています。
で、調整をしている最中、編組線と線材を外したところ、劇的にSWRが下がったのです。
「ん!なんだ?」と思いながら調べたら、アンテナ基台を取り付けている突っ張り棒と線材を、容量結合させるとSWRが下がるようでした。
こんな風に、線材2本を突っ張り棒のパイプに這わせています。
線材の先は、ベランダに広げています。
こんな感じ。反対側にも広げてあります。
容量結合なので、線材の先はどこにもつながっていません・・・。
モービルホイップのグランド側は、アンテナ基台経由で、突っ張り棒につながっているのでしょう。
アンテナ基台と突っ張り棒は、こんな感じでつないでいます。
これでSWRが下がるのだから、不思議です。
だからといって、線材を外したり、パイプと線材を直流的に結合すると、SWRが悪くなるのよね・・・。
モービルホイップのグランド側に直接線材をつなげるのと、突っ張り棒のパイプに容量結合させるのと、何が違うんでしょうね?
アースループにでもなっちゃうのかな・・・。
CW帯でSWRが下がるようにした結果が、これ。
7.009MHzでSWRが1.4くらい。
で、以前読んだCQ誌(別冊CQだったかな?記事を失念)に、「パッチンコアを入れると、アンテナ部と同軸部を切り分ける意味がある」という記事があったので、試してみました。
自宅にあった5個を入れてみた。
そうすると、なんと!SWRが1.1まで下がるではないですか!
7.011MHzでSWRが1.1くらい。
パッチンコアだけで、これだけ効果があるのか・・・。
HF帯のアンテナで、ここまでSWRを詰めたのは初めてだったので、ちょっと感激してしまいました(笑)
バンド内のSWRを測定した結果が、これ。
モービルホイップという超短縮アンテナなので、帯域は狭いです。
CW帯で最良になるように調整したので、SSB帯は使い物になりません・・・。
で、今日は、「2010年長崎県コンテスト」や「和歌山コンテスト」が開催されているので、さっそく、調整したアンテナで7MHz帯を聞いてみました。
が・・・コンテスト参加局が聞こえない(汗)
長崎・和歌山だと、場所的に聞くのが難しそうです。
バンド内で聞こえる局を聞いていると、以前より信号が浮き上がってくる感じがします。
ベースノイズが減ったのかな?
これで、4月24日~25日のALL JAコンテストに参加したら、違いがわかるかな?
コンテストが楽しみになってきましたよ・・・。
2週間前に実家に帰ったとき、このアンテナを持ってきました。
第一電波工業のDP-TRY2。
144MHz帯5/8λ、50MHz帯1/2λのモービルホイップです。
私が高校生の頃に、50MHz帯用として使っていた記憶があるので、もう20年くらい経っているはずです。
現在でも、DP-TRY2Eとして販売している、息の長い商品です。
ノンラジアルタイプではないので、接地をする必要があるのですが、短縮をしていない1/4λアンテナ(50MHz帯)なので、飛びは期待できそうです。
で、なぜこのアンテナを持ってきたのかというと、今週末に行われる、6m AND DOWNコンテストに、50MHz帯CWで参加するため。
ホントは、144MHz帯とか430MHz帯で参加したかったのですが、CWの免許がない(涙)
で、CWが免許されている、50MHz帯での運用を考え、このアンテナを使うことにしました。
とりあえず、SWRを測定しないと・・・。
しかし、ここまでセオリー通りのアンテナだと、見ていて気持ちいいですね。
金曜日に、アマチュア無線用のこんな物を買ってきました。
左が、モービル基台用アース線(メーカ不明・50cm)、右が第一電波工業の車載用同軸ケーブル2D4MM。所沢市にあるタケウチ無線で購入。アース線が800円、同軸ケーブルが2,900円の、合計3,700円なり。
同軸ケーブルが現行品ではないらしく、店のオヤジさんが、カタログで金額を調べていました。
で、2,900円という金額になったのですが、他店で同名の型番を調べると、だいたい3,200円らしい。
オヤジさん、安く売りすぎたんじゃ?(汗)
で、なぜこれを買ってきたのかというと、実家から、HF帯のモービルホイップを持ってきたので、それを使ってみたかったから。
実家には、「こんなにあったっけ?」と思ったほど、HFモービルアンテナが置いてあり、その中の1本を、埼玉の自宅に持ってきました。
持ってきたのは、コメットのCA-HVというもの。
1993年頃のカタログから。
50/144MHz帯を基本に、HF用のコイル(7/14/21/28)のどれか2つを取り付けるというタイプのアンテナのようです。
持ってきた物は、7MHz帯と21MHz帯のコイルが付いていて、28MHz帯のコイルは行方不明でした(14MHz帯はオプションなので持っていない)
7/21/50/144MHzがこれ1本で運用できるので、先日購入したFT-817で運用するのに最適ですね。
それに、28MHz帯が運用したくなったら、実家から28MHz単バンドのアンテナを持ってきます(笑)
とりあえず、受信できるかどうか確認するために、アースも接続せずに、仮設置をします。
モービル基台も、パイプ用の物を実家から持ってきました。
最初は、ベランダに平行に(軒下に入るように)設置をしてみました。
そうしたら、何も聞こえない・・・。
7MHz帯は、1~2局聞こえる程度。
モービルアンテナってこんな物か・・・と思っていたのですが、写真のようにベランダから突き出すような形にしたら、とたんに、いろいろな局が聞こえるようになりました。
ベランダの下って、そんなに電波の入りが悪いのね・・・。
このアンテナで、受信できることが確認できたので、アースを確保し、本格的に設置を行います。
で、買ってきた物がこれ。
アース線「単線コード緑10m」を2本、丸端子とねじ。ケーヨーD2入間下藤沢店で購入。1,661円なり。
コメットのCA-HVは、アースが必要なアンテナなので、ラジアルとして10mのより線を接続することにしました(7MHz帯は波長が約43mなので、1/4λでは約10m)
線材を緑色にしたのには、特に意味はありません(緑色か赤色しか売っていなかったので)
端末加工をし、ラジアル線をベランダに這わせます。
基台からは網線が出ていて、途中から緑色の線材に変わっています。
こんな風に這わせましたが、効果のほどは!?
アンテナ自体も、斜めから、水平に変更しました。
ちょっと見にくいですが、水平になっているでしょ?
アンテナを水平にしたのは、受信比較をした際に、水平の方が感度が良かったから。
ホイップアンテナなので、アースと直角になっていれば、性能は確保できるのかな?
ちなみに、SWRがどのようになっているかは、分かりません・・・。
送信できる機器がないので(汗)
ああ、アンテナアナライザが欲しいなぁ。
FT-817並の値段がするけど・・・。
受信してみた感想ですが、「ブロードバンドアンテナより聞こえるかも」という感じ。
7MHz帯で、8エリア(北海道)・6エリア(九州)・9エリア(北陸)が普通に聞こえます。
21MHz帯も、50MHz帯も数局聞こえました。
ただ、144MHz帯は何も聞こえない・・・水平偏波になるから、ちょっと厳しいのかも。
意外なのが、AM放送帯やFM放送帯がよく聞こえること。
AM放送は、MRO(北陸放送)が聞こえたり、HBC(北海道放送)、KBC(九州朝日放送)が聞こえたりします。
FM放送も、放送大学、bayfm、FM-FUJI、NACK5、TFM、J-WAVE、Fm yokohamaと、首都圏のほとんどの放送が聞こえます。
(けど、地元コミュニティFM局、「エフエム茶笛」は聞こえない)
これなら、十分、HF帯で遊べそうです。
あとは、どうやって、同軸ケーブルを室内に引き込むかだな・・・エアコンのダクトを使おうか。
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065