で、10月7日に発見した、TS-680VのSメータバックライト切れを直しました。
まず、カバーを開けて、Sメータのバックライトにアクセスします。
ネジ数本で、ここまでたどり着けます。
ケーブルに余裕があるので、ムギ球をそのまま引き抜きます。
切れたムギ球。
あれ・・・思っていたのより大きい(汗)
結局、手持ちのムギ球に交換してしまいました。
収縮チューブを使って仕上げています。
けど、その収縮チューブのおかげで、元に戻してもグラつかないのは良かった。
意外とピッタリはまりました。
さっそく通電します。
おお、まんべんなく光ってるよ。
やっぱり、バックライトがあると、かっこいいですね。
TS-680の電源投入時の機能設定方法
[CLEAR]+電源ON:10Hzの桁を表示
[RIT]+電源ON:RITのステップ周波数が20Hzステップになる
[AM/FM]+電源ON:M. CH/VFO CHつまみのステップ周波数が、AMモードの時522kHz~1620kHz間のみ9kHzステップになる
[SCAN]+電源ON:プログラムスキャンが一時ホールドになる
[CW/N]+電源ON:モードアナウンス機能がビープ音となる
[F.LOCK]+電源ON:アラーム機能がビープ音となる
[1MHz]+電源ON:BANDスイッチ(1MHzスイッチON時)を押したとき、500kHzでUP/DOWNする
[A=B]+電源ON:リセット
[A/B]+電源ON:メモリチャネルに書き込まれた情報を除きリセット
去年の11月7日に製作したIF-10C互換基板を、実家のTS-680Vに組み込みました。
が、しかし、動作しない・・・。
基板自体は、自宅にあるTS-680Vで動作確認しているので、問題ないはず。
ちょうど、別件で会社からオシロスコープ(オシロ)を借りてきていたので、それを使いながら、うんうん唸っていました。
本体側のパターンを追いかけている様子。
が、しかし、タイムアップ。
とりあえず、保留のまま、自宅に戻ってきました。
で、自宅に帰ってきて、動作しているTS-680Vで同じように確認したら、原因を発見。
私の勘違いでした(汗)
自宅で確認中の様子。
ターミナルソフトで動作確認をしていたのですが、それだとデータが出てこないのね。
ターミナルソフトを使用する場合、AIコマンドをこちらから送ると、周波数の情報などを出力するようになるようです。
もしかしたら、実家のTS-680Vも動作していたのかも。
次回、実家に行ったとき、動作確認してみます・・・(汗)
しかし、今回の調査で感じましたよ。
やっぱり、オシロが欲しい・・・。
夏に、オシロが壊れちゃったのよね。
ブラウン管のオシロだと、大きいし場所をとるので、液晶のオシロが欲しいな。
秋月で売っている、3万円のオシロでも買う?
ケンウッドの無線機TS-680VをPCコントロールするべく、先月から、IF-10C互換基板を作成しています。
で、10月24日にプリント基板が到着し、先週末、組み立て・動作確認を行いました。
予定通り、2式組み立てました。
が、しかし、仮組のデバッグ時には動いていたものが、回路図通りにハーネスを作ると動作しない。
1日中、うんうん悩んでいたのですが、回路図とアートワークで配線が違うことが判明(汗)
ICの出力から、コネクタ部への配線が違っていたので、回路図を修正し、ハーネスでミスを吸収してしまいました。
その辺のミスを反映した回路がこちら。
ここをクリックするとPDFファイルで開きます。
これで、プリント基板と回路図で整合がとれました。
(10月4日に公開した回路図も修正しています)
あと、ハーネス図も公開します。
ここをクリックするとPDFファイルで開きます。
途中でDINコネクタの6Pinが入っているのは、TS-680Vに取り付けるのにちょうど良いのが、DINコネクタだから。
7Pinと8Pinはすでに使われているので、誤挿入をなくすように、6Pinを使用しました(オリジナルのIF-10C+IF-232CもDINコネクタの6Pinを使っているようだし)
下のACC1コネクタが、今回追加したDINコネクタ。
デバッグも完了し、動作が確認できたので、TS-680V本体に組み込みます。
こんな感じで組み込みました。
今回製作した部分を拡大。
プリント基板を取り付けたネジが気に入らないので、近いうちに交換予定です(笑)
それ以外は、なかなか良い感じにできあがりましたよ。
底面カバーを取り付け後、TS-680VをPCのRS-232C端子と接続し、最終的な動作確認を行います。
まずは、ターミナルソフトで確認。
ターミナルソフトであるTera Term Proを立ち上げ、4800bps/データビット8bit/パリティなし/ストップビット2bitに設定し、TS-680Vの電源をON。
おもむろにダイヤルを回すと、おおっ!データがきましたよ。
こんな感じでデータが送られます。
最初のIFxxxxxが周波数で、+04300がモードを示しているようです。
ちなみに、データはリアルタイムで送られるわけではなく、ダイヤルを回し終えて少し経つと、その周波数のデータが送られます。
で、次に、この基板を製作するきっかけとなった、コンテストログソフトCTESTWINで動作確認します。
CTESTWINで動作確認中。
CTESTWINで便利なのが、受信した局・交信した局の周波数を元に、リストを表示してくれるところ(上画像の左側のウィンドウ)
コンテスト中って、呼びに回っていると、「あれ?この局とは交信したよな?」と思うことが多々あるのです。
特にCWだと、コールサインを聞き終えるまで時間がかかる。
そんなとき、この機能があると便利です。
クリック一つで、その周波数に移動できるし。
あとは、無線機の周波数・モードをCTESTWINが自動で設定してくれるところ。
マルチバンドで参加していると、ログソフトの周波数切り替えを忘れちゃうんだ(笑)
PCと無線機をつなぐと、そんなミスもなくなりそうです。
というわけで、無事、動作が確認できました。
久しぶりに「作って良かった」と思いましたよ。
こんな便利な機能があるなら、もっと早く手を出せば良かった。
ハムフェアでUSBIF4CWを購入したことだし、PCメインでのコンテスト参加も可能になりました(CTESTWINはUSBIF4CWもサポートしている)
コンテスト参加が楽しみになりましたよ・・・。
そうそう、今回、プリント基板を4枚製作したので、まだ2枚余っています。
余っているプリント基板。
こんなプリント基板で良ければ、必要な人はいますか?
コネクタ・ハウジング(コンタクトなし)付きで、実費でお譲りします(送料別で2,000円前後かな?)
コメント欄で連絡ください。
→終了しました。ありがとうございました(2009.12.15)
10月4日にアートワーク作成、その日のうちに、ブルガリアのOLIMEXに注文したプリント基板が、本日、到着しました!
キリル文字で書かれた封筒が届きました。
10月7日に注文書をFAXし、10月14日に発送、10月22日に不在通知が届いていたので、ちょうど2週間で物が届いたことになります。
物のできあがりは早いのに、Airmailで時間がかかっているなぁ。
出来上がったプリント基板は、こんな感じ。
しっかり、4枚作れました。
RoHS対応のため、現在は金フラで作っているのね。
皆さん書かれている、基板の端面のバリも、思ったよりも無い感じだし。
これで5,122円(クレジットカード会社からの請求額)なら、満足できる内容です。
で、入手済みの部品を実装してみました。
部品を乗せただけで、半田付けはしていません。
さっそく、問題発生(汗)
JSTのEHコネクタ用の穴が小さかった。
データシート通り、0.9mmの穴を指定したのですが、スルーホール加工で0.1mm小さくなるのね。
なので、基板を少し加工をしてあげないと、コネクタが実装できません。
あと、コネクタのピッチは2.5mmなのに、基板は2.54mmのピッチにしてしまったため、端のピンの実装が大変になっています。
穴径が大きければ、それも吸収できたのでしょうけど・・・。
あと、パスコンとICが近すぎた(特に、74LS393とOSC間のパスコン)
実装がギリギリになってしまいそうです。
それ以外は、大きな問題は無さそうです。
というか、このくらいの回路で問題を出していたら、それはそれで問題か(汗)
組み込む相手、TS-680Vに、このプリント基板を置いてみました。
おお~、なかなかいい感じです。
早く残り部品を入手して、組み立てたいな・・・。
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065