CQ誌(CQ ham radio)2006年12月号の付録だった、「ソフトウェア・ラジオ実験基板」を、やっと組み立てました。
CQ誌2006年12月号と、付録の基板、以前入手していた部品。
本は2006年11月に、部品は2006年12月に入手していたので、3年半放っておいた事になります(汗)
半田ごてなどの準備ができたので、さっそく組み立てを始めます。
入手していた部品は、「マルチバンド用」なので、まずは、SOPである逓倍用ICを半田付けする必要があります。
で、そのSOP IC、CQ誌の写真と回路図を見比べると、どうも、写真の実装方向が間違っている感じ。
「んん?」と思いながら調べたら、やっぱり、写真の実装方向は間違っているようです。
正しく実装するとこんな感じ。
基板の外側に1番ピンが来ます。
そのほかに、DIP-ICの下にジャンパが必要なのに、その取り付けを忘れたりと、いろいろトラブルがありましたが、組み立て完了です。
組み立てが完了した基板。
2時間ほどで、この状態になりました。
あとでケースに入れるため、基板に実装するタイプのイヤホンジャックは使用していません。
あと、BNCコネクタ・8PinのICソケットは別途用意しています。
ショートチェックを行い、電源を投入します。
異常電流が流れたり、ICが熱くなったり、タンタルコンデンサが破裂しなかったので、PCのサウンドカードとつなぎます。
こんな感じでつなぎました。
次に、受信用ソフトウェアをインストールします。
まずは、有名なRockyをインストールし、使ってみました。
が、ソフトは動作するのですが、復調がうまくいきません・・・。
意味のない信号が表示されます・・・。
使用しているOSがWindows 7なので、サウンドデバイス関係で問題が出ているようです。
そこで、次に、SDRadioをインストールし、使ってみました。
こちらは、問題なく動いているようです。
使用している水晶が、14.060MHzなので、7MHz帯の受信設定での受信周波数は、7.006MHz~7.054MHzです。
そこで、アンテナアナライザを信号源とし、実際に信号を受信してみました。
アンテナアナライザBR-210(クラニシ)を使用しました。同軸の先にアンテナがつながっていないので、SWRが∞を示しています・・・。
アンテナアナライザで設定した周波数と同じところに、信号が見えます。
しっかりと、受信できているようです。
実際に、アンテナをつないで7MHz帯を受信したかったのですが、アンテナが準備できなかったので、本日は断念。
後日チャレンジすることにしました。
あと、SDRadioはCWを受信できないのよね~。
Windows XPが動いているノートPCで、Rockyを試そうかな。
それと、基板をケースに入れたいな。
ミキサ前に、アンプとかフィルタも入れたい・・・。
去年の8月10日に、「また後日」と書いたまま放っておいた、「7MHz CW QRP送信機」の組み立てを再開しました。
前回の段階で、基板組み立ては完了していたので、残るはケースへの組み込みです。
こんな感じで組み込み完了です。
で、ダミーロードをつないで、送信してみます。
上で書いた、SDRキットの動作確認と平行しています。
受信機として、FT-817NDを用い、動作を確認しました。
送信できる周波数は、7003kHzくらいが上限のようです。
あと、今回はフルブレークイン方式で製作したのですが、リレーがうるさい(笑)
なにか、別の方法を考えた方が良さそうです。
本当は、上で書いたソフトウェア・ラジオ(SDR)で受信したかったのですが、SDR側の下限が7006kHzで、送信機側の上限が7003kHzだったので、受信することができませんでした。
SDRの水晶を交換して、7003kHzで受信できるようにしようかな。
で、最終的に、「7MHz CW QRP送信機」を送信機に、「ソフトウェア・ラジオ実験基板」を受信機に、昨日完成した「4チャンネル・メモリキーヤー」をキーヤーとして、QRPp運用するのが目標です。
もちろん、ケースはタカチのYM-130で揃えます(笑)
さて、いつ完成するかな?
販売終了から6年が経過したからだそうなので、妥当といえば妥当なのですが、ちょっと早い感じもするな~。
今後は、受付もしてくれないのかな?
有償でもいいから、受付だけでもしてくれないかな・・・。
それか、回路図公開して!
CQ誌2009年7月号付録基板の、「7MHz CW QRP送信機」を作成しました。
左から、マルツパーツ館の「専用アルミケースキット」「基本部品セット」と、CQ誌2009年7月号(リンク先はマルツの通販サイト)
ちなみに、「専用アルミケースキット」は、ケース以外に、BNCコネクタ・DCジャックや、線材も含まれています。
加工済のケースに、BNCコネクタや線材・同軸などが入って\3,150なら、結構お得かも。
「専用アルミケースキット」「基本部品セット」があれば、追加で部品を買う必要はありません。
「基本部品セット」には、終端用の51Ω抵抗だって入っています。
さっそく、記事の通り、フルブレークイン部分をのぞいて組み立てます。
組み立て完了。
ここまでで、3時間ほどかかっています。
それも、半分が、コイルの作成。
それ以外は、部品点数も少ないので、すぐに組み上がります。
ショートチェックをして、さっそく送信テストです。
出力に終端抵抗を接続し、送信テストをします。
おおっ!7MHzちょうどで信号が聞こえますよ!
すばらしい・・・再現性はよいです。
で、ここでタイムアップ。
消費電力・送信電力の測定や、ケース組み込みは、また後日。
20日に紹介した、ICOMの無線機IC-1271を修理に出していたのです。
で、今日、「修理不可」という連絡が来ました。
やっぱり・・・。
古い無線機だからねぇ。
さて、この無線機、どうしようかな。
「アマチュア無線機のレストア入門」に、IC-1271のメンテナンス方法が載っているようなのですが、これが使えるのかな?
本は絶版だけど(汗)
それとも、メーカではない所で修理をしてもらう?
常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065