5月に、CQ誌の「ソフトウェア・ラジオ実験基板」を組み立ててから、ソフトウェアラジオ(SDR)にハマっています。
で、また、SDRのキットを買ってしまいました。
ハムスクウェアのソフトウェアラジオ・キットSoft66Liteと、7.010MHzの水晶2ヶ。送料込みの合計が3,000円なり。
CQ誌の「ソフトウェア・ラジオ実験基板」は、アンテナからいきなりミキサに入っていたのですが、このSoft66Liteは、ミキサの前にフィルタ・アンプが入っています。
フィルタ・アンプを入れると、どんな性能になるか興味があり、また、キットの価格が大変安価だったので、見つけた瞬間に注文していました(笑)
で、キットが届いてからすぐに製作を始め、3時間ほどで完成しました。
完成した、Soft66Lite。
BNCコネクタとイヤホンジャック、線材は自分で用意しています。
注意が必要なのが面実装部品で、基板のシルクの向きと、ICのシルクの向きが合っていないため、1番ピンをしっかり確認しないと、逆に実装してしまいます。
私も、74LVC74を逆に実装してしまいました・・・。
キットとしては、難易度はそこそこ高いでしょうか。
回路図が読めることと、互換部品がそれで正しいか判断できる必要があります。
あと、ピッチの違う部品が多いので、部品加工も必要です(笑)
ショートチェックをし、さっそく、通電します。
動作確認中。昨日購入したオシロも活躍してます(笑)
最初、CQ誌の「ソフトウェア・ラジオ実験基板」と同じ倍率で受信周波数を設定していたのです。
しかし、それだと受信しない・・・。
そこで、Soft66Liteのサイトを見てみると、Soft66Liteはクロックの1/2が受信周波数になっています。
CQ誌の基板はクロックの1/4が受信周波数です。
「んんん?なぜなんだ?」と回路図を見ること30分、やっと理由がわかりました。
Soft66Liteは、90度位相をずらすのにEX-ORを使い、D-FF用のクロックを作っているけど、CQ誌の基板は、EX-ORが無いので、D-FF用のクロックが倍のスピードである必要がある・・・と。
わかってしまえば、簡単なことですが、回路図で気づくまでに時間がかかってしまいました。
周波数の設定方法がわかれば、あとは簡単です。
Winradというソフトウェアを使い、11時頃の7MHz帯を受信してみました。
画面右上には7,042MHzとありますが、実際は、中心周波数が7,030MHzです。
やはり、フィルタ・アンプは効果がありますね~。
アンプはともかく、フィルタがあると、お化けがだいぶ軽減されます。
ここまで実用的に聞こえると、通常使用には十分ですね。
ただ、ちょっと気になったのが、周波数の変動。
基板側なのか、サウンドカードのクロックなのか、CWを受信していると、受信周波数がずれるときがあります。
あと、無線機での受信になれているので、バンド内が見渡せるのは変な気分です(笑)
ケースに入れて、常時使えるようにしようかな。
そうなると、常設のアンテナが欲しくなるのよねぇ・・・。
今は、使うときだけアンテナを設置しているので。
日曜日の話。
先日組み立てた、「ソフトウェア・ラジオ実験基板」にアンテナをつなげ、7MHz帯を聞いてみました。
SDRadioで受信中。
基板を組み立てたときは、外部アンテナをつなげていなかったので、何も聞こえませんでした。
しかし、アンテナをつないだ今回は、聞こえる聞こえる・・・。
面白いくらい聞こえるので、すっかりハマってしまいました。
Rockyで受信中。Windows7だと制限があります。
こんな、RF回路らしいものがない基板で、ここまで受信できるのはすばらしいです。
感度もそれほど悪く感じないし。
あと、受信帯域内の信号がすべて見えるのは、便利です。
しかし、ミキサの前にフィルタが入っていないので、おばけが出てしまいます。
ん~、フィルタ回路を組みたいな。
あと、CW帯域中心の周波数にしたいし・・・。
いろいろやりたくなってきました。
CQ誌(CQ ham radio)2006年12月号の付録だった、「ソフトウェア・ラジオ実験基板」を、やっと組み立てました。
CQ誌2006年12月号と、付録の基板、以前入手していた部品。
本は2006年11月に、部品は2006年12月に入手していたので、3年半放っておいた事になります(汗)
半田ごてなどの準備ができたので、さっそく組み立てを始めます。
入手していた部品は、「マルチバンド用」なので、まずは、SOPである逓倍用ICを半田付けする必要があります。
で、そのSOP IC、CQ誌の写真と回路図を見比べると、どうも、写真の実装方向が間違っている感じ。
「んん?」と思いながら調べたら、やっぱり、写真の実装方向は間違っているようです。
正しく実装するとこんな感じ。
基板の外側に1番ピンが来ます。
そのほかに、DIP-ICの下にジャンパが必要なのに、その取り付けを忘れたりと、いろいろトラブルがありましたが、組み立て完了です。
組み立てが完了した基板。
2時間ほどで、この状態になりました。
あとでケースに入れるため、基板に実装するタイプのイヤホンジャックは使用していません。
あと、BNCコネクタ・8PinのICソケットは別途用意しています。
ショートチェックを行い、電源を投入します。
異常電流が流れたり、ICが熱くなったり、タンタルコンデンサが破裂しなかったので、PCのサウンドカードとつなぎます。
こんな感じでつなぎました。
次に、受信用ソフトウェアをインストールします。
まずは、有名なRockyをインストールし、使ってみました。
が、ソフトは動作するのですが、復調がうまくいきません・・・。
意味のない信号が表示されます・・・。
使用しているOSがWindows 7なので、サウンドデバイス関係で問題が出ているようです。
そこで、次に、SDRadioをインストールし、使ってみました。
こちらは、問題なく動いているようです。
使用している水晶が、14.060MHzなので、7MHz帯の受信設定での受信周波数は、7.006MHz~7.054MHzです。
そこで、アンテナアナライザを信号源とし、実際に信号を受信してみました。
アンテナアナライザBR-210(クラニシ)を使用しました。同軸の先にアンテナがつながっていないので、SWRが∞を示しています・・・。
アンテナアナライザで設定した周波数と同じところに、信号が見えます。
しっかりと、受信できているようです。
実際に、アンテナをつないで7MHz帯を受信したかったのですが、アンテナが準備できなかったので、本日は断念。
後日チャレンジすることにしました。
あと、SDRadioはCWを受信できないのよね~。
Windows XPが動いているノートPCで、Rockyを試そうかな。
それと、基板をケースに入れたいな。
ミキサ前に、アンプとかフィルタも入れたい・・・。
去年の8月10日に、「また後日」と書いたまま放っておいた、「7MHz CW QRP送信機」の組み立てを再開しました。
前回の段階で、基板組み立ては完了していたので、残るはケースへの組み込みです。
こんな感じで組み込み完了です。
で、ダミーロードをつないで、送信してみます。
上で書いた、SDRキットの動作確認と平行しています。
受信機として、FT-817NDを用い、動作を確認しました。
送信できる周波数は、7003kHzくらいが上限のようです。
あと、今回はフルブレークイン方式で製作したのですが、リレーがうるさい(笑)
なにか、別の方法を考えた方が良さそうです。
本当は、上で書いたソフトウェア・ラジオ(SDR)で受信したかったのですが、SDR側の下限が7006kHzで、送信機側の上限が7003kHzだったので、受信することができませんでした。
SDRの水晶を交換して、7003kHzで受信できるようにしようかな。
で、最終的に、「7MHz CW QRP送信機」を送信機に、「ソフトウェア・ラジオ実験基板」を受信機に、昨日完成した「4チャンネル・メモリキーヤー」をキーヤーとして、QRPp運用するのが目標です。
もちろん、ケースはタカチのYM-130で揃えます(笑)
さて、いつ完成するかな?
販売終了から6年が経過したからだそうなので、妥当といえば妥当なのですが、ちょっと早い感じもするな~。
今後は、受付もしてくれないのかな?
有償でもいいから、受付だけでもしてくれないかな・・・。
それか、回路図公開して!
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常置場所・出身地は静岡県富士宮市(JCC1807)
1987年6月30日開局
一応、第一級アマチュア無線技士・第二級陸上無線技術士です
GL:PM95QV
A1 CLUB#1048
JARL QRP CLUB#864
FISTS#15065